戻る

ウミタナゴ

海水

  • ウミタナゴ画像
  • ウミタナゴ画像
  • ウミタナゴ画像
ウミタナゴ画像 ウミタナゴ画像 ウミタナゴ画像

ウミタナゴ(海鱮)

スズキの仲間

別名: ウミタナゴ・タナゴ・マルタナゴ
科目: スズキ目ウミタナゴ科

ウミタナゴの特徴

従来一種とされていたウミタナゴは2007年に、亜種ウミタナゴ、亜種マタナゴとアカタナゴの3種に分けられた。ウミタナゴは従来日本海型とされていたもので、北海道以南から九州地方に分布している。岩礁域やその周辺の砂地に棲み、小型の甲殻類やプランクトンなどを主に食す肉食性の魚である。餌を食べる際に砂ごと一気に吸い込み、吸い込んだ砂をエラから出す特徴を持つ。卵ではなく稚魚を産み、一度の産卵で10~80匹ほどを産む。稚魚をたくさん産むことから妊婦さんが食べると安産祈願や子宝に恵まれるという言い伝えが東北地方にはある。年中を通して釣りを楽しむことができ、最盛期は冬であるが、市場にはあまり出回らない。アジの外道とされることが多い。

Wikipedia

ウミタナゴ(海鱮、学名:Ditrema temmincki temmincki)は、スズキ目ウミタナゴ科に分類される魚類の一種。名前は、タナゴと体形が似ているため名づけられた。2007年に、従来1種とされていたウミタナゴから青みがかっている型を亜種としてマタナゴ Ditrema temminkii pacificum に、赤みがかっている型を別種としてアカタナゴ Ditrema jordani に分けられた。種小名の「temmincki」は、日本産生物の学名を多く命名したコンラート・ヤコブ・テミンクへの献名である。 体長25cm程度[1]。 北海道中部以南の日本各地の沿岸に生息する。胎生で[2]春から初夏にかけて子供を産む。動物性の食性でゴカイ、甲殻類等を食べる。 冬の防波堤での玉ウキ釣りの対象魚として親しまれている。漁港に係留してある漁船の下などに群れていることが多く、場所によっては魚影を見ることが出来る。アオイソメやオキアミ等を餌に使って釣る。特に難しい仕掛けはいらないが、餌を吸ったり吐いたりを繰り返すため、遅あわせでややコツがいるとされる。 胎生で増えることから、安産の「おまじない」として食べる地方もある一方、島根地方ではウミタナゴが子供を生む様を逆子が生まれてくるのに重ねて縁起が悪いともされている。身は淡白な白身で小骨が多い。塩焼きにされることが多いが、素揚げや煮物、刺身やなめろうにされることもある。

ウミタナゴの見た目の特徴・見分け方

体色は背が暗青色か赤色で腹部が銀色。背ビレ棘条部の縁辺が黒く、棘は9~11本存在する。毒などの危険性はない。見た目はマタナゴと似るが、目の下にある褐色斑の大きさで見分けることが可能。ウミタナゴのほうが大きく斑紋が2ヶ所存在する。尖った口をしているが、口のサイズ自体は大きくない。皮には厚みがあり比較的強い。雄には交尾用の突起が腹ビレの前方についている。

ウミタナゴの食べ方・食味レビュー

  • 星印
  • 星印
  • 星印
  • 星無し
  • 星無し

白身で肉質は弾力がなく柔らかいので、さばくときは身を崩さないように注意が必要である。そのため、刺身には向かないとされている。しかし新鮮なウミタナゴのお刺身はとろけるような食感が楽しめる。塩焼き、煮付け、昆布締めなどにしても美味しい。やや水っぽいので干物としても食される。スズキに似た、あっさりとした淡白な味わいであるが、鮮度が落ちるとうま味も減っていってしまう。アニサキスという寄生虫がすみついている可能性があるので食べる際には注意が必要である。

ウミタナゴのレシピ動画

ウミタナゴのさばき方
ウミタナゴの天ぷらの作り方

ウミタナゴの生態域・分布

南日本・北日本・日本海・瀬戸内海・東シナ海

ウミタナゴの釣り方

磯・防波堤・海釣り公園・筏・カセ・ボート

ウミタナゴの釣り場

内湾

ウミタナゴの動画

Twitterでのウミタナゴの投稿

淡水魚でも海水魚でも
魚図鑑AIアプリ「マイAI」なら
無料で魚図鑑が見放題!

1