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マフグ 刺毒 中毒 粘液毒

海水

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マフグ(真河豚)

フグの仲間

別名: マフグ・マフク・ナメラフグ・ナメタロオ・メイジョ
科目: フグ目フグ科

マフグの特徴

北海道以南の太平洋沿岸から、日本海の沿岸に分布しており、水深100m~200mの沿岸部分に生息している。主には軟体動物や甲殻類、小魚を捕食する肉食性の魚である。産卵期は3月頃から7月頃で南のものの方が早い。マフグはよく漁獲され、「ナメラ」や「ナメタ」など様々な呼称で親しまれている。庶民的なフグで価格も安定しており、マフグの筋肉部分と精巣(白子)は食用として市場にも出回っているが、その他の部分には猛毒があるため、食用は禁止とされている。また、調理をする際は免許が必要のため、免許を持っていないものは捌くことはできない。

Wikipedia

マフグはフグ科に属する魚の一種。別名「クロフグ」、「ナメラフグ」、「フグトン」、「メアカ」、「モンツキ」など[1] 日本海、東シナ海に分布する[1]。 体長は40cmほどで、トラフグやシマフグよりは小型[1]。背面は褐色で、臀鰭が黄色を帯びる[1]。胸鰭後方と背鰭の基部に大きな黒い紋がある[2]。背鰭は12-17軟条、臀鰭は11-15軟条[1]。 甲殻類や軟体動物を食べる。 肝臓や卵巣をはじめ、皮や腸、血液にも強毒を持つ[2]。 筋肉が食用となる。トラフグよりも旨み成分が多い為、近年人気が高まっている。また、北海道の初山別村ではマフグ漁が盛んで、マフグ料理が村の名物として親しまれている。 稀にムキフグに加工された小さなものが店頭に並ぶこともある[3]。

マフグの見た目の特徴・見分け方

フグ科には比較的多い体表の棘がマフグにはなく、なめらかな体表をしていることや、各ひれはやや黄色みを帯びており、胸びれの後方に黒い斑紋があることなどから、「ナシフグ」とよく間違われる。しかし、マフグは胸びれ後方にある暗色の斑点が白色で縁取られないことから見分けることができる。また、体側には、口元から伸びる、はっきりとした1本の黄色の縦縞があることも特徴的である。しかしマフグの体色は成長するにつれて全体の色素が薄くなることもある。体長は20cm~45cm程度でフグ科のなかでは中型の魚。

マフグの毒・危険な部位

  • 刺毒
  • 中毒
  • 粘液毒
  • 危険!

マフグにはテトロドトキシンという毒が含まれており、マフグのほとんどの部分に毒がある。卵巣と肝臓は猛毒、皮膚と腸は強毒、筋肉と精巣は無毒となっている。症状は食後30分~3時間以内に痺れや麻痺症状が出る。麻痺症状は徐々に四肢にや全身に広がり、重症の場合は呼吸困難を引き起こし死に至る場合もある。フグ毒に対する解毒剤はないが、人工呼吸などの確実な処置を施せば延命はできる。調理する場合は専用の免許が必要であるので、注意が必要である。

マフグの食べ方・食味レビュー

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  • 星無し
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透明感のある白身で、少し水っぽいが、クセもない。食べられるのは筋肉と精巣の部分のみだが、その美味しさから人気は高い。刺し身にする場合は、身が少し柔らかいので、さばいてから水分を取り、1日~2日ほどねかせたほうがよい。すると、身の食感も楽しむことができる。他にもふぐちりや、白子の串焼きや味噌汁など様々な調理法に合う。また、一夜干しや干物にすると水分が抜けて美味。手頃な価格で流通するので、大衆魚として食べられる。

マフグのレシピ動画

マフグのフルコース
マフグのタチポン 磯辺揚げ

マフグの生態域・分布

南日本・北日本・日本海・オホーツク海

マフグの釣種

釣り船・防波堤・海釣り公園・ボート・ソルトウォータールアーフィッシング

マフグの釣場

沖合・内湾・砂地・岩礁

マフグの動画

Twitterでのマフグの投稿

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