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カタクチイワシ

海水

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カタクチイワシ(片口鰯)

ニシンの仲間

別名: イワシ・カタクチイワシ・シコイワシ・カタクチ・セグロイワシ・シラス・セグロ・ヒコイワシ・ドロメ
科目: ニシン目カタクチイワシ科

カタクチイワシの特徴

日本各地の沿岸で見られる小型のイワシ。大きな群れを作って沿岸の表層を回遊する。沿岸を好み、主にカイアシ類などの動物性プランクトンを丸々吸い込んでエラの鰓耙(さいは:エラについている棘のこと)で濾過しながら食べている。カタクチイワシの産卵期は、1年を通してだが春から秋が比較的多く、1度の産卵で2000~60000万粒を抱卵する。孵化した稚魚は急速に成長するが、寿命は2~3年のみ。小魚を主食としている大型魚類たちに食べられてしまうこともしばしばあるが、繁殖力が高いため個体数を維持できている。釣りを行う際は、群れの回遊があれば初心者でもサビキでの数釣りが楽しめる。オキアミなどを撒いて寄せるのが一般的。ベテランには釣りのメインターゲットというよりも、ヒラメやカツオ、メバルなどを釣るための活エサとして馴染み深い。釣期については通年だが、沿岸を群れで回遊している5月~11月が特によく釣れる。日本において最も漁獲量の多い魚で、稚魚であるシラスの時期から成魚まで日本の食卓にはよく並ぶ魚である。

Wikipedia

カタクチイワシ(片口鰯、 Engraulis japonicus )は、ニシン目カタクチイワシ科に分類される魚の一種。いわゆるイワシの一種で、人類の利用のみならず食物連鎖の上でも重要な魚である。 西部太平洋に生息し、樺太南部から本州の日本海・太平洋岸、台湾・広東省まで分布する。ごく稀にフィリピン・スラウェシ島などからも記録がある。内湾から沖合いまで、沿岸域の海面近くに大きな群れを作る[3]。 成魚は最大で全長18 cm、体重45 g。標準体長は14 cmほど[4]。背鰭は14-16軟条[5]。臀鰭は13-18軟条[3]。敵はカモメやカツオドリなどの海鳥、サメやカツオなどの肉食魚、クジラやイルカなどの海生哺乳類、イカ、人間など非常に多岐にわたり、人類の利用のみならず食物連鎖の上でも重要な生物である。カタクチイワシは天敵から身を守るために密集隊形を作り、群れの構成員全てが同調して同じ向きに泳いで敵の攻撃をかわす。これは他の小魚にも共通する防衛策である。対する敵はイワシの群れに突進を繰り返して群れを散らし、はぐれた個体を襲う戦法を取る。 日本では古くから食用に供されてきたため、地方ごとに様々な別名をもつ。小いわし(広島)、カタクチ(三崎・米子・下関)[5]、ヒシコ(鯷[8])(水戸[5])、ヒシコイワシ、シコ(鯷[8])(東京)[5]、シコイワシ(東京)[4]、田作り(タヅクリ)、五万米(ゴマメ)、背黒鰯(セグロイワシ)、狼鰯(オオカミイワシ)、脹眼(ハンガン)、金山(カナヤマ)、丸(マル)、ヒラレ、泥目(ドロメ)、ドロイワシ、ママゴ、エタレ、クロタレ、シラス、タレクチ(山陰)[4]、チリメン、タレ、ホタレイワシ(高知)[4]、ホオタレ、ホホタレ、ホウタレ、ブト(仙台・新潟)[5]、コシナガ、カエリ、カクハリなど、多種多様な呼び名がある。

カタクチイワシの見た目の特徴・見分け方

体形は細長く、やや円筒形。目が鼻先に寄っており、口も大きいので、口を開けると目の後ろ側まで開くことや、吻(ふん:くちのまわり)が突出し、下あごが上あごより短い。体色は背側が濃い青色、腹側は銀白色をしている。このことから、別名で「セグロイワシ」とも言われている。イワシの中では最も小さい種類で、5ヶ月~1年で成熟するが成魚でも10cm~15cm程にしか大きくならない。カタクチイワシの鱗は大きいが薄く、剥がれやすいので、水揚げされた時にはすでに鱗がほとんど体から剥がれてしまっている個体も少なくない。カタクチイワシのこのような特徴は、非常に独特なため、マイワシやウルメイワシともすぐに見分けることができる。また、小サバともよく似ているが、小サバには背中に虫食い斑があり、カタクチイワシにはないので、その点で両者を区別することができる。

カタクチイワシの食べ方・食味レビュー

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稚魚のカタクチイワシはシラス干し(ちりめん)の原料で、煮干しや釜揚げなどの加工品として馴染み深い。稚魚はカルシウムや鉄、ビタミンA、亜鉛、ビタミンB1、カリウムなどを豊富に含有するので、健康にも良い。鮮魚もたいへん美味で、手開きで刺し身、天ぷら、煮付けなどどのような料理にしても美味しい。骨は柔らかく、やや赤みがかった身で熱を通しても硬くならないので、調理しやすい。内臓は苦くはあるが、味に深みが出るので料理に利用するのも良い。新鮮なものは丸ごと(鮮度が落ちているものは内蔵を取って)塩をまぶし、1日熟成させてから水気を切ってローリエなどで香り付けしたアンチョビにして保管するのもよい。カタクチイワシはなめろうや、アヒージョなど、和風・洋風気にせずに様々な料理に合う。目が赤くなっている個体は鮮度が落ちているので、身が硬くてしっかりしている個体を選ぶようにすると良い 。

カタクチイワシのレシピ動画

カタクチイワシのさばき方
カタクチイワシの唐揚げの作り方

カタクチイワシの生態域・分布

南日本・北日本・日本海・瀬戸内海・東シナ海 ・琉球列島

カタクチイワシの釣り方

釣り船・防波堤・海釣り公園

カタクチイワシの釣り場

沖合・内湾・防波堤

カタクチイワシの動画

Twitterでのカタクチイワシの投稿

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