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タナゴ

淡水

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タナゴ(鰱)

コイの仲間

別名: タナゴ
科目: コイ目コイ科

タナゴの特徴

関東や東海地方の河川に多く生息しているが、近年では四国や北海道でも見られるようになった。流れが緩やかな水草がある場所を好む。底生動物などを主食としている雑食性である。1年で体長5cm程度まで成長し、水草や二枚貝などに産卵する珍しい魚種であるが、産卵した後はほとんどの個体が死んでしまう。観賞魚として非常に人気があり、ペットショップなどに行くと必ずといっていいほど見かける。販売される際も、二枚貝と共に販売されることが多い。温厚な性格の持ち主で、他の魚種とも飼育することも可能。また、身近な川や用水路で釣りができることから、釣り人からも人気がある。

Wikipedia

タナゴ(鰱{魚へんに連}・鱮{ 魚へんに與}) Acheilognathus melanogaster は、コイ目・コイ科・タナゴ亜科・タナゴ属に分類される淡水魚の一種。 「タナゴ」の呼称は本種の標準和名であるとともにタナゴ亜科魚類の総称としても用いられるので、厳密に本種だけを指すかタナゴ亜科全般を指すか、用法に注意する必要がある。各種フィールド調査においても、タナゴ亜科のどの種なのかを明確に個体識別せずに「タナゴ」とし、後刻混乱するケースが間々見受けられる。専門の研究者は「モリオカエ」(moriokae:本種のシノニム)と呼称して混同を防いでいる。日本固有種で、本州の関東地方以北の太平洋側だけに分布する。分布南限は神奈川県鶴見川水系、北限は青森県鷹架沼とされ、生息地はこの間に散在する。繁殖期になるとオスは鰓ぶたから胸鰭にかけて薄いピンク色、腹面は黒くなり、尻鰭の縁に白い斑点が現れる。食性は雑食で、小型の水生昆虫や甲殻類、藻類等を食べる。卵は水温15℃前後では50時間ほどで孵化し、仔魚は母貝内で卵黄を吸収して成長する。母貝から稚魚が浮出するまでには1ヶ月ほどかかる。しかしそのような貝もまた減少傾向にあることから個体数の減少に拍車をかけている。

タナゴの見た目の特徴・見分け方

体長は6m~10cmと小型で、タナゴの仲間の中ではもっとも細長く、体高が低い。体色を除くとフォルムは金魚に似ている体型をしている。だが、金魚のように長年飼育していてもサイズは標準のままである。オスには婚姻色があり、繁殖時期にはエラ蓋から体側にかけてピンク色になる。メスには婚姻色は無い。鱗は虹色に輝き、非常に美しい。口にはヒゲが1対生えており、肩の部分には青みがかった緑色の斑紋が不鮮明だが存在する。また、中央部から尾ビレの付け根にかけて銀色がかった緑色の縦帯がある。

タナゴの食べ方・食味レビュー

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佃煮として食べられることもある。旬は冬から春にかけてで、まるごと食べることができる。食味は少しほろ苦いが、骨は柔らかいので食べやすい。タナゴが食したものを消化する際に出る消化液が苦味の原因であると言われている。そのため、調理される際は濃い目の味付けにするのがお勧め。その他の食べ方としては、網の上で炭火で焼き、醤油で味付けしたタナゴの炭火焼きも。昔は串焼きとして食されていたが、近年では串焼きでタナゴが食されることはほとんどない。

タナゴの生態域・分布

北日本

タナゴの釣り方

トラウトルアーフィッシング・ヘラブナ

タナゴの釣り場

淡水・川・池・湖沼

タナゴの動画

Twitterでのタナゴの投稿

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